嫁が姑の介護をしないのには真っ当な理由があります。
嫁に介護を押し付ける・やって当たり前との考えではいけない理由もあわせてまとめています。
嫁が姑の介護をしない理由
- 嫁には義親の介護義務がない
- 嫁の介護負担が大きくなる
- 嫁と姑の関係性が悪いと拒否される
嫁には義親の介護義務がない
民法によると、直系血族には互いに扶養する義務がありますが、嫁は直径血族ではないため義親の介護義務はないため、介護拒否をしてきます。
一方で、夫婦は同居し、互いに協力し扶助する義務があります。
そのため、夫が義理の両親の介護で困っている場合は、妻が手伝わなければいけないとも解釈はできます。
嫁の介護負担が大きくなる
嫁が介護をすることで、負担が大きくなる理由として下記があります。
- 仕事を休むなどで手当や年収が減る
- 自分のプライベートや趣味を楽しむ時間が減る
- ストレスや疲れがたまる
- 介護に関する知識や技術を身につける時間が必要でエネルギーを使う
- 身体的な負担が大きくなる
嫁が介護をするとで、精神的・身体的負担・また金銭的負担も生じます。
多くの負担面から、嫁は姑の介護を拒否していると考えましょう。
嫁と姑の関係性が悪いと拒否される
介護をすることは、身体的や精神的な負担が大きいものです。
そのため、嫁が姑との中が悪いと、介護をすることが辛く感じます。
また、仲の悪い姑の介護をすることは気持ちよく介護できるものではありません。
円満に嫁が姑の介護をする方法
- 出来る範囲だけでOKとする
- 家族全体で協力する
- 介護サービスを検討する
出来る範囲だけでOKとする
嫁が介護をするときは、嫁ができる範囲で行うことが大事です。
なぜなら、嫁が介護で身体的や精神的な負担を軽減できます。
嫁に介護を押し付けるのではなく、家族全体で介護を協力することで、嫁の介護負担を減らすことができます。
家族全体で協力する
家族全体で介護の負担を分担することが大事です。
嫁だけが介護をすると、嫁だけが身体的や精神的な負担を背負うことになります。
介護の負担を分担することで、嫁の身体的や精神的な負担を軽減することができます。
また、家族全体で介護の計画を立てることで、嫁の身体的や精神的な負担を軽減できます。
介護サービスを検討する
介護サービスを検討することで、嫁の介護負担を減らすことができます。
嫁が24時間続けて介護することを防ぐことができ、身体的にも精神的にも負担を減らすことに繋がります。
嫁から姑の介護拒否されないための対策
- 家族間で話し合うこと
- 嫁に介護してほしいとは思わないこと
家族間で話し合うこと
家族間で話し合うことで、嫁から介護についての意見を聞くことができ、介護で負担を感じる部分を明らかにできます。
嫁が介護で抱える悩みや不安を解消することにもつながります。
家族間で話し合うことで、嫁の介護についての感情や意見を組み入れることができます。
嫁に介護してほしいとは思わないこと
嫁が義親の介護義務はないのですから、嫁に介護をしてほしいと思うのは間違っています。
民法877条1項では、直系の血族である息子や娘たちが義理の両親を介護する義務を持つことが定められています。
嫁は、あくまで「姻族」であり、義理の両親を介護する義務はありません。
また、嫁が介護をすることで、身体的や精神的な負担を感じますので、嫁に介護を強制することは避けるべきです。
まとめ
嫁が姑の介護をしない理由は、今までの関係性もあり、嫁が姑の介護する義務もないため、嫁だけに介護を押し付けることは不公平です。
介護をして当たり前だとの考えでは、介護がうまくいくはずもありません。
また、身体体的な疲れやストレスを感じることや、自分のプライベートや仕事を考えると介護をする余裕がないと感じることも理由にあげられます。
嫁が自分の人生を自由に生きる権利を尊重することも重要です。